静岡県:モクセイ (1)静岡県:モクセイ
静岡県の木に選定されているモクセイは、昔から家庭などに植えられ、多くの県民に親しまれています。キンモクセイ、ギンモクセイ、ウスギモクセイなどがあり、温暖な気候が適し、9〜10月ころ香りの良い花を咲かせます。

 
愛知県:ハナノキ (2)愛知県:ハナノキ
ハナノキは愛知県を中心とする中部地方でしか自生していないカエデ科の落葉樹です。
花期は4月で、葉が出る前に花が咲くことから、別名はハナカエデと言われています。

 
三重県:神宮スギ (3)三重県:神宮スギ
神宮スギは、良質で重要な用材として重宝されてきた伊勢神宮神域の主材木です。伊勢神宮や大紀町の滝原宮では樹高40m以上の巨木が見られます。

 
大阪府:イチョウ (4)大阪府:イチョウ
大阪のメインストリート・御堂筋にはイチョウ並木が続いています。別名「ちちのき」とも呼ばれるイチョウの木は、春には新緑、秋には黄金色の葉で人々を楽しませてくれています。

 
兵庫県:クスノキ (5)兵庫県:クスノキ
クスノキは強健で雄大な姿の常緑広葉樹で、神戸市灘区にある「神前の大クス」をはじめ、多くの巨樹名木が県の天然記念物に指定されています。

 
奈良県:スギ (6)奈良県:スギ
スギの幹はまっすぐに伸び、不老長寿の木として神格化され、人の心に深い信仰の念を抱かせています。特に吉野杉は、美観、材質ともに優れていることで全国的に知られています。

 
和歌山県:ウバメガシ (7)和歌山県:ウバメガシ
ウバメガシはブナ科の常緑樹で、高温多湿を好み、紀伊半島の沿岸部に多く見られます。耐乾性が強く、備長炭の炭材として利用されています。

 
徳島県:ヤマモモ (8)徳島県:ヤマモモ
ヤマモモはその利用価値の大きさのため、阿波藩の時代には御禁木として保護されてきました。ヤマモモの実は徳島県の特産として知られ、初夏には赤く熟して、甘酸っぱい味が楽しめます。

 
香川県:オリーブ (9)香川県:オリーブ
平和を象徴するオリーブは、初夏に白い小さな花を咲かせます。果実は11月頃に熟し、しぼったオリーブ油は食用、化粧用などに加工され、県の特産品となっています。

 
愛媛県:マツ (10)愛媛県:マツ
愛媛県のマツは、あかまつ、くろまつ、ごようのまつです。マツは温暖で雨量が少ない瀬戸内海気候に適し、海辺では白砂青松の景観を呈しています。

 
福岡県:ツツジ (11)福岡県:ツツジ
春には、県内の花壇などで明るい朱赤色や桃色の花をつけるクルメツツジが咲き誇ります。

 
佐賀県:クスノキ (12)佐賀県:クスノキ
県内では武雄市にある川古のクスが一番大きく、国指定の天然記念物で全国で5位にランクされる巨木です。
根回り33m、樹齢は3,000年を越えると推測されています。初夏には白色や淡黄色の小花が無数に咲きます。

 
長崎県:ツバキ (13)長崎県:ツバキ
県内に広く分布するツバキの中でも五島のツバキは有名です。花は南国情緒にとみ、ツバキから採れる椿油は食用・整髪用として利用されています。

 
熊本県:クスノキ (14)熊本県:クスノキ
熊本城内をはじめ、県内各地の神社や寺院でクスノキの巨木が見られます。熊本市中心部・藤崎台のクスノキ群は樹齢1,000年前後で国の天然記念物に指定されています。

 
大分県:豊後梅 (15)大分県:豊後梅
豊後梅の開花期は普通の梅より20〜30日遅く、3月の上中旬にかけ、八重咲きのみごとな花を咲かせます。花は淡紅色で美しく、果実は大きく美味です。

 
宮崎県:フェニックス (16)宮崎県:フェニックス
南国情緒溢れるフェニックスは寿命が長いので、不死鳥(フェニックス)と名付けられたと言われています。日南海岸などで南国宮崎を満喫できる風景を描き出しています。


鹿児島県:クスノキ (17)鹿児島県:クスノキ
県内に広く群生しているクスノキの中でも、根回り33mで日本一の巨樹として知られる蒲生町の大クスは有名です。鹿児島市の城山には大きなクスノキの自然林があり、憩いの場となっています。