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この道 どんな道
未来へつづく道

● 四国の高速道路は今
 四国の高速道路は、徳島市から大洲市までの222.2kmの四国縦貫自動車道と、阿南市から大洲市まで441kmの四国横断自動車道からなっています。四国縦貫自動車道は、平成12年7月の伊予〜大洲間の開通で全線が供用されており、四国横断自動車道は、高松市内区間9.0kmを除く徳島県板野〜高知県伊野間の170.7kmが供用されています。平成14年度内には、徳島県鳴門〜板野、高松市内区間、高知県伊野〜須崎間の43.4kmが供用される予定です。


● 高速道路の整備効果
 高速道路は、着実に四国内で整備が進められており、四国内での移動時間が大幅に短縮されるとともに、瀬戸大橋、明石海峡大橋とも直結し、ますます京阪神など本州地域との時間距離が縮まり、人・物・情報の移動が容易になります。
 四国内から京阪神方面や四国各県間を結ぶ高速バスは、多数の便が運行しており、鉄道・航空と共に重要な足として定着してきております。


● 新たな夢パック
 高速道路整備によって、四国の観光地や景勝地へのアクセスが大変便利になってきており、こんぴらさんの参詣や松山の道後温泉での入浴、高知の朝市での買物などゆっくりと過ごせるプランや四国八十八ヵ所霊場ツアーなどが四国内外で企画されており、新たな四国を再発見していただきたいと思っています。
 最後に、四国内の高速道路がXから8の字へと整備されるに伴い、その社会資本をいかに有効に活用していくかが、今後の重要な課題です。

四国内の高速道路整備状況のイメージ図

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