太平洋新国土軸構想推進協議会
平成14年度「意見交換会」開催
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去る5月20日(月)に全共連ビル(東京都)において、平成14年度太平洋新国土軸構想推進協議会総会に引き続き、構想の早期実現に向けての理解を深めるとともに太平洋新国土軸の今後の展望等について検討するため、協議会会員と国関係者(国土交通省)との意見交換会を開催しました。 |
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その中で、
- 道路を巡る状況は非常に厳しいものになってきているが、その中で、太平洋新国土軸という意義ある圏域を、どのように夢あるプロジェクトというかたちにしていくか大きな課題である。
- 道路・空港・港湾等、現在の計画の最終年度にあたっており、来年度以降の方針について精力的な議論が行われているが、大切なことは、太平洋新国土軸を総合的に、多面的に考え、地域はもとより日本全体のためにも有用なものにするにはどうするかという観点で交通インフラ投資のあるべき姿を考えることである。
- 道路一本一本の採算性で議論するのではなく、道路によってもたらされる地域の需要開発効果や日本全体における物流効果等、長期的な採算も含めて考えるべきである。
- 21世紀の「官から民へ」「中央から地方へ」という構造改革の流れの中で、地域においては広域的な経済圏を作り、地方分権社会を形成するためにも大平洋新国土軸構想の推進は不可欠である。
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