全国47都道府県のうち、17府県にまたがる太平洋新国土軸。個性あふれるこれら地域のつながりは、日本にとってどれほどの重みをもたらすのでしょう?
経済、社会、文化などさまざまな視点から、日本にとっての太平洋新国土軸の“重み”を考えていきます。 |
漁業生産額(平成14年、農林水産省)
■ |
全国の海面漁業・養殖業生産額 |
16,142億円 |
■ |
太平洋新国土軸16府県※の海面漁業・養殖業生産額 ※奈良県は海に面していないため、データなし
|
7,614億円(約47%) |
|
◎16,787kmって、何の数字かおわかりでしょうか。太平洋新国土軸地域を構成する17府県のうち海に面した16府県の海岸線延長です。全国(34,822km)の約48%を占めています。
◎これだけ長い海岸線を有していますので、太平洋新国土軸地域は台風時の高潮や地震時の津波など災害の危険性が高い地域という見方もできます。その一方で、美しい海が創り出す景観美や新鮮な海の幸にも恵まれています。
◎太平洋新国土軸地域の漁業生産額は全国の約47%を占めています。豊かな海でとれた新鮮な魚は、東京、大阪など消費地にトラックなどで運ばれています。
◎災害に遭う危険性の高い太平洋新国土軸地域だからこそ、安定的に海の幸を届けることができる「安全、安心の道づくり」がますます求められています。
「活魚」を消費地に届ける四国のトラック(三重県熊野市)
全国の漁業生産額に占める 太平洋新国土軸地域(平成14年)
|
漁業生産額トップ10(平成14年)
|
|