全国47都道府県のうち、17府県にまたがる太平洋新国土軸。個性あふれるこれら地域のつながりは、日本にとってどれほどの重みを持つのでしょう?
経済、社会、文化などさまざまな視点から、日本にとっての太平洋新国土軸の“重み”を考えていきます。
|
みかんの収穫量(平成15年、農林水産省)
★ 太平洋新国土軸地域が日本全体の約9割を占める
■ |
全国のみかん収穫量 |
1,147千トン |
■ |
太平洋新国土軸地域のみかんの収穫量
|
1,024千トン(約89%) |
|
◎日本のみかんの約9割は、太平洋新国土軸地域で収穫されています。都道府県別の収穫量トップ10をみても、太平洋新国土軸地域の各県がずらっと並んでいます。
◎みかんの生産地と言えば、太陽の光を浴びた暖かいところをイメージされるのではないでしょうか。そこで各地域の日照時間を比較してみました。
◎都道府県庁所在地の年間日照時間(1971〜2000年の30年間の平均値)をみると、全国平均が1885.8時間であるのに対して、太平洋新国土軸地域17府県庁所在地の平均は1975.5時間で全国平均よりも89.7時間多いことが分かります。太平洋新国土軸地域は明るく、暖かい地域なのです。
◎ちなみに日照時間の多いトップ都道府県庁所在地トップ10には、太平洋新国土軸地域から宮崎市(2位)、和歌山市(5位)、高松市(6位)、名古屋市(7位)、徳島市(8位)、静岡市(10位)が入っています。
太陽の光をたくさん浴びて育つみかん
全国のみかん収穫量に占める
太平洋新国土軸地域(平成15年)
|
みかん収穫量トップ10(平成15年) [平成15年産みかんの収穫量及び出荷量 農林水産省]
(トン)
|
|