9月9日(水)

 好天に恵まれて、気分すっきり松山を出発し、国道56号で内子へ向かいました。途中の中山町では、名産の大きな栗の看板が目に入ります。約1時間のドライブで松山とは全く違う町並みに到着しました。愛媛の“アンティーク街道”として人気上昇中の町、内子の八日市護国地区には、かつて門前町として栄えた趣が今も残っています。都会とは違った、ゆったりとした時間が流れていました。近くの小学生が町並みをスケッチに来ていたり、テレビ局が取材に来ていたりと、今も人々に愛されている町だと思いました。 散策を楽しんだ後、大洲市内を通り抜けて日本一細長い半島、佐田岬へと進みました。このルートでのおすすめは、なんと言っても伊方町の道の駅で売っているじゃこ天です。目の前でおばちゃんが魚のすり身をこねて、揚げてくれるじゃこ天は絶品。是非お試しください。ここから三崎町までの国道197号は最高の景観が楽しめます。ただし、フェリー乗り場を過ぎた頃から道はくねくねと細くなり、とても景観どころではありません。30分弱でやっと駐車場に到着、ここから灯台までは歩くしかありません。約20分かけてすがすがしい山の散歩道を行くと、切り立った崖の上に灯台がありました。つい、♪海は広いな、大きいな♪と口ずさみたくなるような景色が広がっています。「この先にまだ九州があるのか」と思うと、日本は本当に広いなとつくづく感じます。
  三崎町のフェリー乗り場には豊予海峡大橋実現の看板が目立ちます。フェリーには、想像よりも多くの人が乗っていました。大型トラックや営業車、観光バス、家族連れなど様々な人たちが利用しています。船は先程行ってきた佐田岬沿いに進みます。甲板で美しい夕陽を見ている間に、とうとう九州上陸です!佐賀関から大分へ向かう国道197号でも、豊予海峡大橋の実現を望む看板が迎えてくれました。帰宅の車に混じって大分に着いたのは午後7時、今日はここで九州最初の日を迎えました。
風景
内子の町並み (内子町)
 
風景
佐田岬からの眺め(三崎町)
 
風景
佐賀関行きのフェリー乗り場
(三崎町)

 

前へ戻る 目次へ戻る 次へ進む