9月10日(木)

 大分を出発し、国道10号を業務用の車に混じって走っているうちに、ゴボゴボと白い湯気が道路脇から立ち上ってくるのに気づきました。別府です。山の中に、ニョキっと伸びた斬新なタワーが目を引きます。西日本最大級のコンベンション施設B-conプラザです。B−conとは別府コンベンションの略だそうです。8000人収容のコンベンションホールや1000人収容の国際会議場、コンサートホールなど、人・もの・情報が集まる施設となっています。なかでも、斜めに空へ伸びるグローバルタワーは地上100mのところに展望デッキがあり、別府湾から遠く国東半島までを見渡せ、すばらしい眺めを堪能できます。
 公園が多く、とても住み良さそうな別府を出発して、大分自動車道に乗りました。すぐに山々が迫り、まるでスコットランドのような景色が広がってきました。由布岳です。湯布院は町自体は大きくはないのですが、美術館や歴史館などが適宜に配置され、統一されたデザインの標識があり、わかりやすくなっています。滞在型のリゾートにはまさにもってこいの町だと思いました。自分で好きなように観光ルートを設定できる、それが湯布院の魅力の1つではないでしょうか。決して押しつけがましくなく、適度に看板や案内板で誘導される。観光客にとっては、決まり切ったルートではない、というのも楽しいものです。
 若い女性の多かった湯布院に別れを告げて、さらに西へと向かいます。天領の町、日田に到着です。昔ながらの豆田の町並みは古い屋敷や酒蔵が残されています。ただし、道がやや細くなっていますので運転には充分ご注意を!鳥栖ジャンクションで大分自動車道から長崎自動車道となります。金立ハイウェイオアシスで休憩した後、一路佐賀へ。今日は佐賀駅前のホテルに泊まることにしました。
風景
やまなみハイウェイからの眺め
(湯布院町)
 
風景
町の標識 (湯布院町)

風景
金立ハイウェイ・オアシス(佐賀市)



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