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●京奈和自動車道 京都〜奈良〜和歌山をつなぐ延長120kmの高規格道路が京奈和自動車道です。関西の拠点都市をつなぐことで都市の連携強化や渋滞緩和、地域活性化ともに、奈良県にとっては県内の南北をつなぎ、「なら半日交通圏道路網構想」を支える道として大きな期待が寄せられてされています。 奈良県は、高速道路の実延長18.2km(2005年版)と全国ワースト1位。ここに京奈和自動車道の一部として平成18年6月全線開通したのが五條道路です。
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●念願の隣県への道 五條道路は、同時に開通した橋本道路と結ばれることによって、隣県の和歌山県とつながったはじめての自動車専用道路です。 災害への備えや命の道の必要性がクローズアップされる中、奈良県内には埋蔵文化財も多く、道路整備を進めることが困難な事情もありますが、住民にとっては安全・安心に道づくりが少しずつ進んできたと感じられているようです。
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●地域の風土と道づくり 開通前には、地域住民のみなさんを対象としたイベントが開催され、地元高校の吹奏楽やウォークラリーなど、約2000人が道と人とのふれあいを楽しみました。 地域の歴史や風土を大切に守りながら住民のみなさんとともに条件を考えて必要な道をつくっていく。新しい時代の「地域ならではの道」づくりに取り組んでいる奈良の道です。
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